ラディッツにはなりたくない

Raditz is disgrace in all Saiyan.

めうにんげん

遍く精神世界に幸福を。 

 

こんにちは、めうにんげんです。

 

今日は貴重な休日で、しかも母も弟も出かけている。こんな日は部分月食くらいの確率でしかないのだ。僕は睡眠で再生産をしていたんだが、夢の中に桃鉄のグッスリンのごとくラディッツが出てきた。しかも僕の夢の中で町田駅前にあるガストで食い逃げをするなど大活躍(?)を見せた挙句、僕を半端に眠りから起こして頭痛を引き起こしてくれた。

 

せっかくなので今回は「ラディッツ」について考えてみました。

 

ラディッツとは?

ラディッツはドラゴンボールに出てくる孫悟空の兄です。数話だけ登場します。

 

 

 

ラディッツにはなりたくない

 

 

 

 

 

・「わが一族の恥だ 死んでしまえ!」←はあ?

一族(サイヤ人)の恥はお前なんだよなあ

 

・「惑星ベジータは巨大隕石の衝突で消滅した 俺達の父親と母親もな」

与太話を真に受けてて草(地味に原作で悟空の母親(ギネ)が言及されたのはこの時だけだったりする)

 

・「今度は俺の番かな?では技の手本を見せてやろう」

見せてどうぞ。

 

・「さてと メシの調達にでも行くとするか」

何和んでんだよ…

 

・悟空「オラの兄貴が乗ってきたやつだ!」

ラディッツは悟空の生物学的な兄にあたる。悟空ってラディッツに対して何か感情とかあったんですかね?オラにも肉親がいたんだなーとかさ。なんかこう…無頓着すぎるというか。セルゲームくらいの頃には存在すら忘れてそう。まだベジータの方が長年連れ添ったナッパのこと後年思い出したりしてそうな気がする。(GT?知らないな)

 

・フリーザ「(悟飯に対して)ラディッツの子か?面影がある」

全くないんだよなあ

 

・バーダック「カカロットよーーー!」

ラディッツって本当にバーダックの子供だったのかな?実は捨て子だったんだがそのことを知らないだけとかじゃないのか

 

 

・戦い方が卑怯すぎる

ドラゴンボール全体で見ればほんのわずかなページにしか登場しなかったラディッツだが、幼稚園児を人質に取ったり、「俺は心を入れ替えたぞ!カカロット!許してくれーー!」とかの迫真の演技とか。

しかも尻尾は後から自分で切れるので、後者の演技は悟空が尻尾を話してくれなかった時orもう一回尻尾を掴まれた時用に余裕を持たせていることになる。

こんなこすい考え方をする奴は中々いないですね。何しに来たんでしょうね彼は

 

・「生き残った二人は更に戦闘力が上なんだぞ」

自分を‟弱虫ラディッツ”扱いしているような人間たちの力を傘に借りてマウントを取ろうとするラディッツのゆがんだ人間性が垣間見えますね。

 

あと‟上”とかぼんやり誤魔化してますが、ナッパはラディッツとはレベルが違い過ぎるし、ベジータに至っては次元そのものが違う。具体的にはベジータ・ナッパと一緒にナメック星に行ったらこの男だけはその辺の一般ナメック星人にボコボコにされるレベル。何かそういうところもずるいなって。

 

ラディッツ「今度攻める惑星は結構手強くて苦戦しそうなんだ、だがカカロットがいればなんとかなる」これも多分嘘。戦闘力1000も無い悟空を味方にしても大して変わらないに違いない。

実際のところパシリが欲しかったからと言われる。

ナッパやベジータへの劣等感をバネに高みにのぼる(尻尾を鍛える)のではなく、より下の人間を探そうとすることに熱意を注ぐメンタリティではラディッツが大成することはない。

 

万一味方になってもすぐにコンプレックス(カインコンプレックス。兄弟へのコンプレックスのこと)にまみれながら、かといって就職したり尻尾を鍛えることすらせず、フリーザが地球に来た頃は引きこもっているか悟空たちにくっついてる方かどっちが生き残れる確率か高いかを計算した後不安感から悟空たちにくっつくが多少プライド高そうな人っぽい謎の文句をぶつぶつ言っただけで何もしない、人造人間と戦わず、セルゲームにも行かず、未来トランクス経由でブルマにホイポイカプセルの家のいらないやつを1個だけ恵んでもらって(本当は豪邸がよかったがプライドが邪魔して言えなかった)、それで悟空の家の近くにとりあえず住んで、以降定期的に無頓着な悟空から、(つまり牛魔王から)金を恵んでもらう。または悟飯から恵んでもらう。(悟飯はラディッツが暴れる危険性を考えて)(まあ、すぐに鎮圧されることをわかってるからラディッツはそんなことをしないが)

魔人ブウ編の頃も怖いからとりあえず神様の宮殿に行って、マウントを取られないよう亀仙人や牛魔王、ウーロンとかがいる付近に陣取る。(が、誰も気にさえしなかった)

元気玉の時は悟空に勝ってほしいというより、自分がまた死にたくないのと周囲の人間が皆気を送ってるから目立たないようにイヤイヤ挙手。

最終話では天下一武道会の観戦にすら来ない。この頃にはスカウターがとっくに壊れてしまったので、気を探れないラディッツは大会が起きていること自体をしらなかったのだ。

(ラディッツ「なあベジータのとこの女(本当はブルマの事を知ってるがプライドの高さが邪魔してこういう表現になる)に頼んでスカウター治してもらってくれないか?」悟空「なんだよ?おめえ、自分でブルマんとこ持ってったらいいじゃねぇか」などの会話を経て、結局壊れたままにしてある)

 

アドラー心理学で言えば劣等コンプレックスにまみれた男なんですよ。ラディッツは。

劣等感におしつぶされて人生を決めてしまっている。劣等感を解消するために努力をせず、悟空というパシリを求め、また味方になってもミスターサタンとかの一般地球人相手に内心でマウントを取って自分を慰める日々でしょうね。

 

 

あと余談だがナッパの「ラディッツを生き返らせるんだな?」

これはかなり聖人ポイントが高いと思う。

 

「ラディッツを生き返らせるのか?」「まさか、ラディッツを生き返らせるつもりか?」

みたいな確認や疑問じゃなくて、

「ラディッツを生き返らせるんだな?」

これって念押しなんですよね。

 

サイヤ人の中で上級国民だったことを誇ったり、スーパーサイヤ人を増やせばサイヤ人の復興ができると言い出すなど、一番サイヤ人の民族の絆というか、サイヤ・ナショナリズムを感じてたのはナッパに間違いないですね。

(ベジータ?あんな数少ない純粋サイヤ人の生き残りのナッパ様を遊び半分で処刑した反社と一緒にしないでほしいね)

 

ナッパならきっと地球にも溶け込める。多分セルゲームくらいの頃は戦いについてこれないが、悟飯やクリリンと普通に和解して仲良くなってると思う。(悟飯に関しては、血のつながりのあるラディッツより絶対距離感近そう)

悟天やトランクスの遊び相手にもなってくれてそう。(彼らはラディッツの事を認知もしない気がする)

 

・「そのなんとかってやつ(ドラゴンボール)で俺も生き返らせてもらうがな…」

多分ラディッツはベジータが自分を生き返らせてくれるはずがないって察していたと思うんですよ。でも強がりを言ってぼっちじゃないよ~って言うのを悟空とピッコロに死に際にアピールするためだけに言っただけだと思うんです。

もちろん、悟空やピッコロみたいに本当に「強い」人間はそんな発想出てきさえしない。

最期までこすさの象徴みたいな奴でしたね。

 

・主人公の兄貴なのにこれほど影の薄い人間がいただろうか?

あのsyamuさんにもナメック星人と勘違いされる始末。ふざけているとしか思えない。

 

 

関連リンク

参考 ラディッツはベジータが自分のことを生き返らせてくれると思っていた?【ドラゴンボール】ドラエト

↓ラディッツの活躍を見たい方はこちら!

参考 本編を読む - DBMultiverseDragon Ball Multiverse

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