大学生が50ccの原付で関西(神戸)から関東(横浜)までの500km行ってみた!

 

非常残酷人間

「皆様、ご無沙汰しております。大学四年目にして休学からの留年を行う予定の非常残酷人間と申します。」

 

なんでこんなことを?

非常残酷人間

「直接の理由としては、僕のメンタルが病んでしまい、大学を休学そして中退(※)することになったのがあげられます。」

 

発達障害(ADHD)大学生(2浪・4年生)の僕、大学を中退する模様

(※2020年10月の後日談

復学しました、オンライン授業が終わった時はこの逆(横浜→神戸)をやる予定…)

 

で、今までの神戸の下宿を引き払い、一度横浜市の実家に戻るわけなんですが。荷物はゆうパックで送れば良い。

 

 

 

非常残酷人間

「・・・原付はどうしよォ!?😅」

 

原付はゆうパックの箱(※)に収まりきらない。

※:縦横高さ合わせて170cmまで

 

 

そこで、選択肢は3つほどあるわけです。

 

①バイク便で送ってもらう

②フェリーを乗り継いで東京へ

③自走

 

この中で

を選ぶメリットって?

東海道原付旅のメリット

費用

バイク便で関東まで運ぶとどうやら15000円ほどは取られるわけですよ。結構高い。

 

しかし運転していく場合の「コスト」として、交通経済学的に言えば

「いやその分あなたは運転に時間を取られてるじゃん」「貴殿の時間の一般化価値を1時間1000円としてあげよう、大阪東京で原付で20時間なんだから20000円損しているのと同じなのだが?」「ワロッツァ(笑)」などと言い出す方もいるかもしれません。

 

ですがそれでいい。僕は、

この交通の「本源的需要」、つまり、この原付で神戸から横浜に行くという行為そのものに僕は「価値」(後述)を見出している。

だから時間の一般化価値の分だけ喪失を出しているという理屈は間違いであり、

つまりこの「選択」は「合理的」なわけです。

単なる「節約」ではない。

 

(わかり辛く申し訳ない🙇‍♂️ようは運転そのものにメリットがあるんじゃないかという話)

 

ではどのような「価値」があるのか?

根性

僕は…

逃げてしまった。大学から。

 

逃げた。

 

でも・・・今度はもう逃げたくない。

はっきり言ってちょっと辛いししんどそうで、できることならこんなことはやりたくない。

静岡県超えは怖い。

 

だが、僕はそれを乗り切った先に得られる「根性」に期待しているのだ。

 

経験

神戸〜横浜を原付で往くのは間違いなく心のメモリーに残るだろう。

 

僕はこの区間(東京〜大阪)は青春18きっぷや高速バスで何度もなんども往復した区間で、色々と思い入れのある移動区間ですし多分今後の人生でも利用することが何度もあるだろう(と、思う)。その思い入れのある区間を1度原付で行くことは、色々と感慨深いものがあるのだよ。

 

(これも後日談です

途中、弁天島駅付近を走行しましたが、

普段は鉄道で通る場所をバイクで運転して通過するのは不思議な感覚になったのを今でも覚えています)

 

東海道原付旅の懸念(リスク)

交通事故

非常残酷人間

「原付は車道最弱の乗り物です。」

原付はとにかく弱いんです。ただただ車に抜かされるだけの乗り物です。安全を自分の力だけで100%担保することはできず、交通環境(ルート)選びが重要になる。原付乗りならだれもが感じたことだと思います。

 

僕はルート選定にめちゃくちゃ時間をかけましたが、これは集約すると安全性の確保という観点に終始します。

 

今回のツーリング、とにかく安全性に注意して進みました。時間は二の次。無事故!

 

静岡県(バイパス)

中でも静岡県は高規格バイパスが多数あり、懸念されるところだ。

 

違反リスク

非常残酷人間

「無事故と同様重要なのが無違反です。」

 

原付の法定速度は30キロであるのは免許ホルダーにとって常識だろうよ。

 

で・・・僕も可能な限りそれは守りたい。守りたいが、うっかり40近く出してしまったり、流れに乗ってしまうこともある。

 

スピード違反は確か一発でミニマム7000円で、原付でぶんぶんやるのは麻雀で言えば親リー相手に危険牌強打するようなものなのだ。

 

なので僕はいつも遵法走行を極力心がけている。幸い今まで無違反でここまで来ている。

この無違反は保ちたい。

節約という大きなメリットが、一発でも捕まったら台無しだ。

 

さて・・・

それでは本編、行ってみよう!!(臨場感を出すため当日のツイート引用を多めに行います)

 

 

1日目(神戸から亀山 伊賀経由)

記事が長くなりすぎなので具体的な旅の様子については日数ごと別の記事に書きます。

 

 

↓の記事

非公開: 【1日目】東海道原付旅!神戸市から亀山市まで

 

 

 

2日目(亀山から静岡 名古屋・浜松経由)

非公開: 【2日目】東海道原付旅!亀山市から静岡市まで

 

3日目(静岡から横浜 沼津・箱根・小田原経由)

非公開: 【最終日】東海道原付旅!静岡市から横浜市まで

 

 

到着後

非常残酷人間

「達成感と終わってしまった寂しさと半々、いや後者の方が強い感じ?でした。」

とりあえず疲れと眠気がどっと押し寄せたために寝ました。

翌日以降

翌日も睡眠負債を取り戻すべく15時間くらい睡眠した。本格的に活動を始めたのは今日(到着2日後)からだ。

 

東海道原付旅については以上です。後世東海道を原付で征く方に示唆を与える内容になれば光栄ですが、実行する物好きな方は年間何人いるのでしょうか(゜.゜)

 

そして、実家に戻ってきた僕はまさに「ニート」となりニートの生活と日々が続くわけなのですが、それに着いては「このブログ」で続いていくわけです。物語はこのブログへと続く。

 

反省

写真

運転しているという性質上、ほとんど写真が取れなかった。

目的地まで急ぎすぎたな?

 

もう少しゆっくり、立ち止まって写真をとっても良かった。

写真は思い出の付箋。 余談だが、この「写真は思い出の付箋」というフレーズ、僕が大学1年生のときある女の子に行ったら「素敵ですね」と帰ってきた思い出があります。まあ、元ネタを言ったら気まずくなってしまったのだが👼

 

実況

おーぷん2ちゃんねる(おんj)とtwitterで同時に実況をしていたのだが拙い実況になってしまった。これも目的地直行をやったせいだ。道中の写真や書き込みが少ないのだ。

 

 

 

 

総じて反省は「目的地に直行せず、道中に立ちごり、日程を増やせ(日程にゆとりをもって!)」に尽きる。

予想を超えてすごく楽しい旅だったんですが、箱根にちょろっと寄った程度で特に観光とかせぬままなので2泊3日で終わってしまった。これが個人的には勿体ないというか、楽しかったからもっと色んな所に寄って4泊5日くらいにすればもっともっと楽しい旅になっただろうなぁと思いました。

 

次回やろうと計画している「仙台の水族館まで原付で往復する」旅については、1日の進む距離を100~150くらいにとどめようと思う。

 

次は通過した自治体につき1枚は写真とるようなことをしたいですね。

あとは、平日に出かけるべきかな!休日は混むのだ、道路が

 

 

感想

バイク長距離はケツが割れる、ケツが痛くなる、ケツが崩壊する、シートはブラックホールなのか

かかる言説をよく原付旅についてググると見かけたのですが、最後までこの感覚は良くわかりませんでした。Siriまわりの筋肉はちょっと疲れたのですが。どちらかというと背中の方が筋肉痛くなったです。

 

痛くなるのは手首

むしろ痛くなるのは手首では?

スロットルをほぼ常に回していることから、右手首がかなり痛くなりました。

 

50cc未満の原付1種で長距離の移動は危険が多く、厳しい

非常残酷人間

「スペック的には実は全力で行けば流れにもまあまあ乗れるとはいえ、30キロ制限で白バイの恐怖がある原付1種より、50cc以上の原付2種で何の邪魔もなくスロットルを回し流れに乗った方が、旅は明らか充実することでしょう。」

 

僕は東京大阪間の幹線道路を乗り続けたわけですが、原付1種はほとんど見かけないんですよね。皆無に近い。合計5台も見かけなかったと思います。岡部バイパスで見かけたときは思わず追走するほど喜びました。バイパス入り口でググルマップでルートを確認していたときに、原付1種が中へ!!うおおおおお!!!!!(即バイパスIN、追走)って感じで。見失いましたけど…。とにかく、車道最弱(※)の乗り物「原付1種」でずっと走ってると心細いんですよね。

 

※:一応自転車のほうが弱いが、自転車は歩道に避難すれば生命を危険に晒さず済む。

 

 

原付1種は長距離を運転する乗り物じゃない。認めたくないが、認めざるを得ないな。

まぁ、制限がある原付1種だからこそ「ロマン」のようなものがあるかもしれません。

少なくとも僕はあると思う。

 

費用

費用があまりかからないのは原付旅の魅力ですね。

ガソリン代

400円×5=約2000円

宿代

快活クラブ2000円(12時間パック)×2=約4000円

食事代

1000円くらい?ほとんど外食をしなかった。

 

合計で7000円くらいですか。ただ、これは違反を一発でも食らった場合一気に跳ね上がっていきます。

その違反について、旅の最中で考えたこと、気が付いたことについて以下。

 

旅をしてわかった、原付無事故・無違反のコツ

(これも長くなったため別記事で)

 

非公開: 原付1種(50cc)の無事故・無違反のコツ 原付で500km旅して分かったこと

今後

https://twitter.com/prprum/status/1064137545666060288

 

・(お金を貯める)

・小型二輪免許を取得する

・原付2種を買う

・また旅に出る

 

どこに行こうか?ということですが、今度は仙台に行ってみたいですね!

横浜からだと大阪よりは短い?けど往復なのでかなり楽しめそうです。

1日100kmずつくらい進んでゆっくりゆっくり各地の観光地や快活クラブを楽しみたいです。

 

日本全国まだまだいろんなツーリングスポットが残されているのが嬉しいですね

仙台が終わっても、軽井沢とか。フェリーで四国とか。

 

関連リンク・参考サイト

参考 原付で神戸から横浜まで行こうと思ったんだおーぷん2ちゃんねる なんでも実況ジュピター

おんj民に感謝。次回はもっとうまく実況したい。

めうめううるさかったら申し訳ないめう。

 

参考 大阪⇔名古屋 ルート検討離散的な日々

163号線ルートに自信を持ちました。

「非名阪」があそこまで恐ろしいとは思いもしなかったですが。

 

僕の逆で東京から大阪へ50cc原付(リトルカブ)で向かわれた方のブログ。何度も見返しました。面白いです。僕ももっと途中立ち寄りを増やせばこんな感じの充実した旅ができたかもしれません。

 

参考 名古屋〜東京 原付二種ルート有吉賢仁のブログ

静岡県内バイパス対策。

 

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