まずその日、ぼくはその日漫画喫茶で少年のアビスというまんがを最新の8巻まで読んでいた。
この漫画にはクソみたいな家庭環境と人間、ズッッッッルイ人間が出てくるンだ。
その日の夜、母親が私がしていた少年野球の話を
まるで普通の母親、普通の家庭の思い出のように語りだした。
私はここ数年、母からとりわけ10代のころ受けてきた
気持ち悪い言動・思想・行動が毎日のように頭をもたげ
母に数年間かなりそっけない態度を取り続けている。
これはもう自然にそうなり、今では定着した。前みたいに、「雑談」はできないし、そういう気持ちもなくなってしまった。
(その態度を続ける強いきっかけとなった出来事はこれ↓)
【決意】9月30日までに家を出ます。【今後の計画】
で、母が少年野球の頃の話をし出して。
オレは母から受けた仕打ちのうちの一つで、ここ数年頭をもたげているものの一つを
どうしても言いたくなり、こういった。
オレ「僕が昔少年野球で母から言われたことで20年くらいずっと引っ掛かってることがあるんだが言っていいですか」
こんなようなことを話した。すると
母「それはお母さんが楽しい気持ちになる話?」
ボク「いや。ならないです」
こういうと、母はゴキブリを見たような感情をこめて
「え~勘弁して~
今私楽しい話をしていたじゃん。なんでそこにそんな話を入れてくるの」
と強い嫌悪感を示してきた。話を聞こうともしたくないようだ。
今思うと
「分が悪い」(自分に‟理”がない)のを察知してるんだろうな
ボクは
「いや話しませんよ。話さないけどボクとお母さんの間にあったこと全部お母さんは自分が被害者だと思っているから
それだから話しても無駄だから話さない。ただ、それは、僕は母を諦めるという意味であるとわかってくれ。
母に対して将来全く世話や面倒を見ないかもしれないけど、それはこういうところにあるということを理解してほしい」
というような内容を伝えた。
すると、渋々ながら
「じゃあ言って」と言った。
私は伝えた。
私が少年野球の最後の試合の時、紅白戦で
今でもはっきり覚えているんだが
ピッチャーは〇〇くんという1個下の男の子だった。
(ボクは彼と仲が良かった)
で、その最後の試合で
ボクは高めのボールを叩きレフト前ヒットを打ったんですよ。サードの〇〇くん(3個くらい下の監督?の息子だった)が思いっきり飛んだけど打球はその頭上を超えた。
問題はここからで。
ボクはその話を母親にしたら
「打たせてくれたんだね」
という返しを受けて、ショックを受けたんだ。
あの時はどういう意図であんなこと言ったの?
という話をした。
(少年野球を私は3年やったが、敢えて手を抜いて打たせるという発想はそれまで一度もなかったし
その時ももちろん、わざと手抜いてくれたとも感じなかった)
(この場ではタイミングを逃し伝えなかったが
この小さい会話は
私の母親はとにかく私のことを認めず、しかし短所を声に出して指摘してくれるのは好んだ人物だった。この出来事はそれの典型的な例だった)
そうしたら母は「覚えてない」と言った。
まあそうだろうな、と思った。
しかし「そういう意図で言ったんじゃないと思う」と言い出し
なんか私には的外れに聞こえる当時の当て推量を始めた。
私は気づいたらあんたはオレのことを決して認めないよね、とあるエピソードを語りだした。
過去、TVKで高校野球を見ていた時、
高校野球の監督が出てくるんですよ、覚えてないけど体育教師っぽい人だった?んだと思う。
そしたらそれを横で見ていた母親が「こういう人ってあんたのこととか絶対認めないよね」とか何故か嬉しそうに、ジョークでも言っているかのような態度で言い出した。
なんという卑怯な言論だが、
私はこのエピソードを引き合いに出して
オレのこと決して認めないのはお母さんだよね?と言っていた。
私は3割くらい泣いていた。3割泣きながら
今まで言われて嫌だったシリーズをとつとつと話していた。
(解説はしなかった)
「あんた声でかいな(受験会場に向かう飛行機で普通の会話を普通にしてたらこれを2回も連続で言われたことがある。1回言われて2回目は声を小さく話していたのに。当時の私はオレのような人間とレベルの低い会話を話しているのが恥ずかしいのかとかそういう卑屈な被害者妄想に囚われた)」
「あんたは目立つ(私がバスに乗ってたら、それから数分経って帰宅した母に「バス乗ってたでしょ、あんたは目立つから」などと言われた。オレはただ単に座っていただけだし、目立つような身体的特徴も無いのになんで😭)」
「あんたはナルシストだ(小中学生くらいの頃に鏡を見てると言われた、これをきっかけに今でも自分の身だしなみを整えることを「恥ずかしいこと」と「身構えて」しまう。
バキの花山薫の「鍛えることは女々しい」みたいな思考をいびつな形で植え付けられた)」
「あんたは女の子を顔で選ぶ(小学生のころあるクラスメイトの女の子を可愛いと思うか執拗に聞かれて、美人は性格が悪いといった話をされたあとにこういう結論になったと記憶)」
「あんたはツリ目だ(これはいいか)」
「あんた老けてるもんね(これもいいんだけど、オレが嫌なのは褒めは意地でもやらないのにこういう貶しだけは頻繁に言ってくれることだ。その褒めと貶しの比率のおかしさが残念だ。あと貶しも、ギリ貶しにならず自分の自意識を守り反論を防ぐような、安全圏から投石するような気持の悪いものばかりなのが気持ち悪かった)
あと「ちな千代田区住み」みたいに文脈関係なくいきなりぶっこんできて、こういうことを言いたいんだな。なんでそこまで息子をさげすみたいんだろうという事実への無念)」
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しかし結局、苦しめているのはこれらの個々のケースというより
母がなぜか(弟にはなく)オレにだけ「憂さ晴らし」のターゲットにされていた‟事実そのもの”だ
私の心をここ数年何度も苦しめてきた過去に言われたことを
色々と吐き出していた。
母は「そういう言い方はしてない、実際はもっと笑える感じだった」と言っていたが
「こんな話楽しくてしてたのか?」といった反論をすると
そこで強弁の論理は浮かばず、ようやく謝罪に至った。
ただ、それは真剣なものではなく
怒っていることへの反射みたいに感じた。
実際もそうだろう。内心、「とりあえず謝っとくか」「なんでそんな昔のことを根に持ってんだよ」って感じだと思う。
母は原因として当時の少年野球の当番のストレス、元住民(父親のこと)のストレス、その親族のストレス、仕事のストレスを
あげていた。
母は言ってなかったけど、私自身も当時は多動優性ADHDでよく同級生と喧嘩してたので
私の問題も十分あるだろう。
人格攻撃は許せないが、それに対して私の行いに単なるストレスをぶつける(「収奪戦争」)なら許し得た。
例えば、紙を私の目の前で破りまくったり、鉛筆を折ったりするのを見せつけていたこと。
これらは許せた。
ため息もぶつけられまくっていたが、これも半分は許そう。
なぜ半分かというと、私が問題児だったこと以上に、母は自分の人生の憂鬱さや人生の責任までそのため息に乗せてオレにぶつけてきた。
これは許されない。
閑話休題。
ただ、そのストレスってそれ全部自分が選択んだ選択が招いた結果だよね?
そのしわ寄せを何でオレが喰らわなきゃいけないの?
といった話をし、また
「昔よくオレに「これ以上私の人生の邪魔しないで」「邪魔をしないで」って言ってたじゃん
これは覚えてると思うんだよ、だって決め台詞みたいに言ってたから
(実際、覚えているようだった)
でも、それ言うにしても父親に言うべきじゃん
なんでオレに言うの?😭
それを言えないから一番邪魔してる父親じゃなくてオレにぶつけて
大体その父親だってあんたが好き好んで強制されたわけでもなく選んだ相手じゃん
何で全部自分が招いた結果なのにその人生の責任をオレにぶつけるんだ💢」
といった話をした。
そこから、話はさらに2時間くらい続いた─────────
全部書いてたら大変だから要点だけかいつまんでいうと
弟も加わって
3人で色々と話合った。
ここからは私は母に受けたと感じた傷については言わなかった。
(あんまり言うと「かわいそう」なので…いや、どうせ響かないし果てしなくなった)
私は弟が立派になっていて感動していた。
弟は単に水みたいな男、人畜無害マンだと思っていたんだがそうではなかった。
母に対しても「評価」をしているといったフシのことを言っていたし、
父親の話の時に母が「上を目指せばキリは無い。完璧な父親はいない、誰だって過ちはある」みたいなことを言った時はオレと二人でそれは違うときちんと言った。
(もちろん、オレは100点の父親じゃなくて30点の父親でいいから欲しかった)
(逆の意味で完璧な人間選んどいて何言ってんだか)
また、弟はロジックがあり(オレは昔は弟を「アホの子」だと思っていたけどそんなことなかった)
弟は人辺りもよく、嫌味を1つも感じさせないバキのゲバルみたいな男だった。
弟はこんなに優秀な弟だったとは。
私は母のことよりもそっちの方がうれしかった。
また、私も
ここ数年間のオレははっきり言って庇護されている。毎日パソコンをやり、ご両人が仕事で疲れて帰ってきても
オレはパソコンばっかりやっている。
しかしそのことに文句も言わず食費や家賃を払ってくれていることこれはすごく感謝している話はした。
(これはさっきの会話中に母から反論で言われたことだ)
弟にもたまの休みの日なのにオレがsyamuさんのシュワシュワゼリー動画を見て爆笑しても文句の一つも言わない、といった話をした。
弟もおれも友達とよくゲームしてうるさいだろうのに何も言わないから、私がよく一人事を言ったり歌いだしたり発狂しても何も言わない。お互い様っすよみたいなことを言っていた。
母の母と父も毒親みたいなことがあるのだろう。それは感じた。バイトで貯めた金を無言で長男の学費につかわれた話はよく聞かされた。これは酷い話だ。(オレも通帳の金勝手に母につかわれたことはあったが、その時はこの話を引き合いに出して怒った。1.5倍にして返済してもらった)
ニートになったのは祖父母にも責任があると言い出したカツドンチャンネルさんみたいかもしれないが、それは0ではない。100でもないが。
話をした後は弟とスマブラをした。数年ぶりだった。弟はスマブラを数千時間はやっているが勝ってしまった、が、それに対しても特にごく自然に対応していた。弟はゲバルだ。
・・・・・・
話したその日はすっきりしたところがあった。
でも翌日、やっぱりまーた許せない気持ちが出てきてしまった。
母が私を褒めなかったことに対して
「私だって褒めてる。例えばあんた文字数すぐ数えられるじゃん。それ褒めたけど嫌がったじゃん」と言っていたことに翌日からもやもやがたまりだしてしまった。
この話題については
「やっと出てきたのはそんなどうでもいいことか」とか「オレ、それほんとどうでもいいから嫌なんだよね。そんなどうでもいいことだけ褒められるのが」とか「何それ?オレを意地でも褒めなかったのはオレに責任があるってこと?」とか「褒められて嫌になる人いんの?いるわけないよね。それがいいわけですかい」
という気持ちが沸いてきた。
いやもうダメだな
昨日弟は冬にストーブを弟がいる方向に向けてくれるとかそんなことを話していた。ちっちゃい…が、これは母とは真逆だなと。昨日会話をしている時にもいったんだけど、お前は「お母さん」だなと言った。私の母より弟の方が「お母さん」だった。
しかし母に今日もこういう話をしたらそれはもちろん嫌がるんだよ。
母は会話の途中に「前を見ないか?(過去の話すんじゃねえ💢)」「完璧な人はいない」と言ってたからね。
過去に自分が被害を与えたという観点がすっぽり抜け落ちていて、それが嫌だ。
過去の話が不毛(fruitless 実りの無い)なのは私も共有している。だから毎日過去の出来事は抑えて、母には言わないんだ。しかし昨日はそれが漏れてしまった、という構図なんだ。
もちろん、こういう嫌なことばかり母に対して浮かんでしまうのは私の悪い癖だ。
当日は母の言い分にも理解していた。
理解というか、この人は意地汚い悪意の塊では、今はないのだと。
かつては私に対しては辛らつな極悪人だったけど、ここ数年の私は完全にその母に庇護されているのだと。今は受ける効用の方がかなり大きい。
で、まあ、過去の話は嫌がるわけだから
今日も話さないわけですよ。
根本的に、私と母は「合わない」んだ。これは私が幼少期に母からはっきりと伝えられた言葉だ。「私とあなたは合わないんだから」(でも親子なんだから一緒に生活するしかない~云々と続いた思い出)
だからまあ、当日はどこか満足していた私も
今日になって
やっぱりもう一人暮らしをするしかないと。第二次世界大戦後ポーランド国内からドイツ人をドイツに追放して、民族混住を終え、将来の紛争の芽を摘み取った時のように。
民族自決、単一民族(アイデンティティ)国家は紛争予防の最善手であると。
私の父親のことなんて考える日・時間はかなり少ないんですよ。話の通じない、syamuさんやヒトラーみたいな生物(人ってだけで人間じゃない)なのに加え、もはや何年も顔すら合わせていないのがあるだろう。
今でも傷つく回数は、母親から受けた言動・行動・思想の方が断然多い。
これは毎日母親と暮らしている以上、存在を意識せざるを得ないからだ。
やはり早期に一人暮らしするしかない。
そういう風に思うようになり、今に至る。
弟や某セクシー男優だったら
過去の20年間はおいといて、今庇護してもらったんだからその恩は返さなくちゃね
って考えるかもしれない。(「虐待おばさん」でググってどうぞ)
でもそれをするには
この渋川、若すぎる
ってことですね。
母には
- 謝罪
- 強弁(自己弁護)
- 忘却
のどれかで対応してほしかった(どれでもいい)。
気持ち悪いことを押し付けた事実を認識しながら、それをまるで無かったかのようにふるまうのが嫌だ。
それは虫が良すぎんだわ。
知らん顔でバイト代を強奪した祖母にやられたことを俺に対して実行することは許せない。なんで連鎖を止めようとしないんだこの人。
母には自分と弟という「世界」ばかり考えているが、それ以外の(オレという)「現実」に向き合ってほしかった。(欲を言えば弟と同じ扱いを受けたかった。「世界」の一員になりたかった)
まあ今更しゃーないね
私の父親が私にしていたのは「収奪戦争」だった
母は「絶滅戦争」だった
母の世界観に私は即してなかった
「収奪戦争」というと、母もそういうところはあった。
私の前で新品のコピー用紙を大きな音を立てて何枚も破ってみせる、鉛筆を折る。
そういうことはやめて、と指摘したらこっちはストレスたまってんだからそれくらいいいでしょ、と言った返しだった。
これは「収奪戦争」。
「絶滅戦争」とは、(母なのに)長男の心を折ることを娯楽にしている様々な言動・行動・思想の押し付けだ。