雪が降るだけで実家の灰色のランドスケープさえ輝いて見えますよね✨
雪だるま(心のゆとりの象徴)もあってさ…⛄
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最近読む漫画に「東京は素晴らしい」「地元(実家)はゴミ」という価値観が散見される。
(実家と地元は同じことよ)
(今月読んだ漫画だと「明日、私は誰かのカノジョ」「少年のアビス」)
(僕の好きな「悪の華」や「闇金ウシジマくん」もそういうテーマを含んでいますね)
で────────────
私はこれは「理解る」。非常に。
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最近読んでいる情報サイトで「SDGsなんかどうでもいい課題より、地方創生の方がはるかに優先順位の高い課題」みたいな言説があったんですよ。
いやーほならね?
自分が今すぐ東京から弟子屈(てしかが)や、宇部や、いちき串木野に移住しろって話でしょ?私はそう言いたいです。
東京は(今のところ)どの地方よりずっとcharmingな都市なのになんでそんなこと言うの?
江戸みたいに脱藩を死罪にしない限り人は東京に集まり続けますよ?
「地元は💩、東京は🏢✨」という感覚は
無い物ねだりでもないし──────
こういうことでもない。
私は都会出身で、このことを考えたことは無かった。
これは「都会の良さに無自覚」とは結構違う。
田舎に住む彼ら彼女らが想像する‟東京の良さ”を受けられていないことに無自覚だったから。
だからネットやゲームやゲームセンターのメダルゲームみたいな、ドラクエ5の暑そうな洞窟でとつげきへいと戯れるかのような高校生活に意外にも満足していた。
いや、満足はしてなかった。不満がなかったのだ。‟衛生要因”だけは満たされていたから。
でも、衛生要因は田舎でも満たされる。佐世保市だろうと新温泉町だとうと。
なので
10代のうちから衛生要因だけじゃ足りない、満足を得ていないという事実に気が付き、意思を持っている彼ら彼女らの方がなのは僕より上なんだ。そう。「地元は肥溜め」「東京は素晴らしい」という意思を持てている彼らの方がね。
私は高校生の時、鳥取県のはんこ屋の娘「芽兎めう」を見ても、
その「鳥取のはんこ屋の看板娘」という設定に何の感覚も持たずに素通りしていた。
東京の会社のスタッフが作り
東京に住む女性声優が演じる「田舎キャラクター」による
メイドイン東京の萌えをただただ、受け入れていた。
めうめうが鳥取に居続ける場合ははんこ屋を維持する人生になるんだろうなとか、めうめうの才能をより社会に響かせるには高校卒業した後都内や関西の大学に進学するしかないから倉吉が盛り上がるのもあと僅かで寂しいわねとか、そういう考えには至らなかったです。
わたしは大学受験で北大を選択したのは確かに実家が嫌だったからだが、それにしたって深い理由よりは両親への当てつけ的なところで選んだと思っている。それに浪人生という働かない身分が好きだった。将来のことは何も考えてなかった。将来というのは、二浪してはいった後の大学生活という極めて近距離の未来さえ見えてなかった。
実際、北大で寮生活を始めた時、「あーーー夢にまで見た実家(地元)から離れた暮らしだーーー!」
みたいな気持ちは全く浮かばなかったし、帰省が大好きだった。
実家の気持ち悪さ、離れたさにようやく気がついたのは「孤独感」で神戸を休学・中退・再入学と進んでいく地元での暮らしの中でだった。
ようは「幼かった」のだ。幼いから何も考えてなかった。この感覚について。
これは…私の家庭に影響を受けたのだろう。子供の成長を自己の利益だけで阻害したり発展させたりする両親だったから。
わたしが中学生の頃までに受けていた仕打ちは、今思えば明らかに「虐待」だった。酷いものだった。貧しい食事ばかり与えられてたし。しかし当時はその認識すらなかった。「虐待」と認識が固まってして怒りだしたのは大学を休学してからだった。実家に、地元に、「洗脳」されていたのである。
少年のアビスのチャコちゃんのように
地元の爺「早稲田でいい結婚相手見つけて商店街盛り上げんとなあ!」
チャコちゃん「キモいーーー!!」
「洗脳」されていてこのナチュラルに共同体全振りのおじいさんをきもいと感じる感覚がなかった。
ちなみに私が「生きづらい」だったとしたら、それは発達障害よりもこっちの「洗脳」の方がよっぽど重大である。
まあ、それでもこの感覚に遅まきながら気がついた分なんぼかマシか👼
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めうにんげん
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今日の授業は終わり!
また来てね!
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漫画やゲームの主人公の様に‟立ち向かっていく”のが大事なんだね。