闇金ウシジマくんのギャル汚くんに出てくるジュン(小川純)について語りたくなったので書きます。
彼は普通の人がお金を貯めて飛行機に乗るところ、その器量もないのにイカロスに憧れ、
鳥人間になり、助からない地点で墜落した。
ジュンは結局どういうイベサーをやっていたのか?イベントで何をしていたのか?そもそもイベントって何?よくわからない。
イベでの観衆との会話、イケメンゴレンジャイとの会話は深くはない(「ジュンくん大好きージュンくん最高ー!!」「バンプス代表!!」「お父さーん!!」「あげ。あげ。」)し、
ジュンがダンスや歌の練習をしているシーンも1度もない。観衆はイケメンゴレンジャイ目当てで来ている。
飲み会みたいなイベント…
そこの説明を書かないのは話の作りで、それによってジュンが───────作中の言葉を抜き出して話すなら───────
大切にしたい自分がなくても、地道なことはやらないで、派遣会社作ってモデルを派遣しながら屋台も作って葉山でクルーザー浮かべる何者かになりたいだけ、手段はなんでもいい、という
性急でふわふわした上昇志向であることを示している…あと現実逃避。ジュンが現実見ていたのは肉蝮とウシジマくんに挟まれて「現実見ながら現実逃避」って言ってる場面くらい。
でも「オレ…受け入れられてる😭」の名シーンから
ジュンが本当に必要なのは自信、そして
褒めてくれる人の存在だったンだわ。
ジュンは周りの大人に食い物にされて、残った自分の肉体すらも食い物にされてしまった。
ジュンはどうすれば良かったのか?
普通に大学に入学してあくまで大学のサークル活動でイベントして
それひっさげて就職活動をすればよかったのに。
どの道イベントは1回限りだけど、就活見据えた学生なら1回打てば十分よね😉
曲がりなりにも1回イベ打って成功させた実績はほぼ全ての大学生に出来ないことで、どの企業でも高く評価してくれそう😊
お父ーさんは勤務態度は悪く成績も悪いだろうけど腹括って改心するしかないっしょ!てか、そうしないとお父ーさんの人生マジ無理!
大学出て就職活動をして社会人するのが、人生の基本的な目標の、幸福度をあげる王道
だからみんな就職活動するんだなァ
闇金ウシジマくん ギャル汚くん編の教訓として、「努力の方向性」があると思っている。ジュンは私たちに「努力の方向性」という考え方を強烈に指し示しているンだ。
れいわになっても、怪しい話、魅力的に映るFIREという概念…色々あるが
1番‟期待値”が大きいのは王道な生き方にあると思いました。王道には王道たる理由があるんです!ということですね。
イベなんか打たなくても、ウシジマに喧嘩売ったり美人局しなくても、
サラリーマンになり粛々と仕事をし、友人や恋人がいればそれでイイ。
コツコツ働いて自分を養えればそれでイイと思うんだ……
やばい橋は渡っているフリだけでいいんだ
本当にわたってどうする……?
安田(銀と金 警視庁OB)
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今日の授業は終わり!
また来てね!