6月にしまなみ海道をサイクリングして来たんですが
多数のやらかしをして
しまった
ボクがメンタルが壊れて大学休学して地元に帰るとき、原付で2泊3日で神戸→横浜をやったことがあってその時も相当しんどかったんですが
それを大幅に超える酷いトリップとなってしまった。このやらかしを記憶し反省し教訓になるようなしまなみ海道サイクリングの旅行記を書いていきます🐳
もくじ
しまなみ海道のマップ
・橋(高速道路)へのアプローチの度に「山」がある
・来島海峡大橋はラスボス
ということがわかるだろう?
ということですね
前日
広島県福山市で1泊
鞆の浦行ったり尾道ラーメン食べたりうなぎ食べたりしてた。この日既に右足が痛かったので “嫌な予感” がした
足は翌朝の時点では比較的大丈夫だった気がします
またこの日も新幹線のきっぷを失くすというディザスターエラーをやらかす(. . `)
しまなみ海道まで
やらかし1 朝グダる
ホテルで4時頃目が覚めたのに
出発は8時────────
おそいって(´・ω・`)
6時まで再睡眠を狙いつつもぐだぐだスマホ、風呂で必要以上にゆったりしたせいだ
福山駅~尾道駅の山陽本線は朝でも本数全然なくて、結局8時49分の電車(※)が目標になってしまう
※始発だし朝の通学時間は過ぎてるし
糸崎行きで終点で接続ないし
前の電車の15分後なのですいてそうだから輪行でも邪魔にならないかなって
が
朝めしをまったり食べるなどして
結局、9時25分の
4両、始発じゃない、糸崎で接続ありの電車に
なってしまった(;;)
まあ輪行するには十分空いてはいたが
席に座れるほどでは無かったんね( ;꒳; )
朝からサイクリングしたかった(. . `)
まあ遅れたお陰でジャイアントストアに立ち寄れたけど
やらかし2 リュックを網棚に忘れる
尾道駅で降りるとき、完っ全に自転車に気を取られて
リュックを網棚に乗せっぱなしにしてしまった
私は駅員に事情を話し、忘れ物を隣の駅の糸崎駅まで取りに行った🥲
本数が少なく、この往復で1時間はロスした😰
往復運賃も400円もかかってしまった😵💫
まあここからももっとやらかしが続くワケなんですが🫠
尾道
前に来たときは駅前に座ってぼーーっと瀬戸内海と向島を見つめてた
あと丸ぼしって尾道ラーメン屋が美味かった
時間があればロープウェイも登りたかったが🦭
ジャイアントストア尾道
丁寧にメンテナンスをしていただいた
ワイの自転車は色々まずかったとのこと(何年もストアに持ってってないしそりゃそうか)
空気は入れてたつもりだけど全然入ってなかったらしい。寄らずにしまなみ海道行ってたらどうなってたん👼
↑の前のトイレ
盗撮注意って日本語英語で書かれてて世も末だと感じた。どう注意しろってんだ
こういうヤバすぎる卑劣が平然と蔓延ってるのはおかしいよ
彼らは私人逮捕Youtuberの前で醜態を晒してもどっこいどっこいですよね、どっこいどっこい
トイレを妨げるのは誰デス?
トイレの安寧を妨げるものには相応の報いが訪れるべきデス
尾道駅前渡舟 11:50
・・・・・・
第1話
しまなみ海道!
向島(7.8km) 12:00
渡ってすぐの辺りは普通に栄えてる。尾道駅から近いですし
今思うと、しまなみ海道の島々で一番栄えてるのこの辺かなぁ
夜通っても寂しくなさそう
最初は迷いかけたが、しまなみ海道ではブルーラインが道を示してくれる
向島休憩所 12:30
ひゅー!
きもちー!
因島大橋(3.3km)
アプローチ 13:00
しまなみ海道の橋は
高い。
じゃあ自転車でどうやって行くかというと
橋の辺りまでいくエレベーターなんて無いし────────
・・・・・・
しまなみ海道では、自転車&原付&歩行者が直接アプローチをするための道路が整備されているのだ
日本の高速道路は、原付以下を排除しているから
これらをカバーするためにここまで道が整備されているのは感動なんよ
アプローチはどの大橋でも1kmくらいだが、勾配はキツくなく比較的走りやすい
通行料も本来自転車にも発生するのだが
そのお金は企業たちが負担してくれている
・・・・・・
因島大橋 13:10
なお、このあたりから
前々からの懸念だった右足のランナー膝が痛みを発しだす
が、まだまだ舞えるって感じなので
「しばらく左足に頑張ってもらいながら走るか~」くらいに考えていた
因島(9.2km) 13:20
本因坊秀策記念館も気になったけどサイクリングロードから離れてるんだよなぁ
やらかし3 スマホを紛失する 13:40
ダイソーで500円で買ったスマホホルダーを自転車に設置していた
最初のうちは古いスマホをナビ代わりにして活用していたんだけど
途中からブルーラインに沿って行けばいいので特に見てなかった
因島を半分くらい行って気が付く
ス マ ホ が
な い
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と、とりあえず
「スマホを探す」を使ったが、白ロム(Sim無し)のサブスマホのため
1時間前の向島のところで位置情報は途切れていた
古いスマホとはいえ
モバイルSuicaやらiDやら色々と現役で使っている
スマホを見捨てるわけにはいかない
・・・・・・
ものすごくめんどくさいと思いながらも
最後に反応のあった向島のあたりまで
戻ることにしたのである
因島(逆走) 13:40
あああああ
因島大橋(逆走) 多分13:50ごろ
アプローチ(逆走) 14:00ごろ
あああああああああああああああああああ😰
因島大橋(逆走) 14:10ごろ
あああああああああああああああああ🥲
アプローチ下り(逆走) 14:20ごろ
ああああああああああああああああああああああああああ😢
スマホ落ちてないか探しながらだから
目も精神もしんどい
向島(逆走) 14:40くらい?
そして
反応のあった地点のあたりを探したが
スマホは
ない(絶望)
わたしはスマホホルダーが吹っ飛んだとは思えなかった
結構でかいスマホホルダーが自転車のハンドルから落ちたら普通気が付くと思った
だから因島のフラワーセンターのトイレに行くとき、スマホホルダーはそのままにしちゃってたんだけど
その隙にパクられたのではなかろうかと思った
怪しい軽トラがいた。わざわざトイレに近い障害者用スペースに駐車したくせに、結局トイレには誰もこなかった
その車はすっとスマホホルダーだけ抜いて去ったんじゃ…と思った
見つからなかった
絶望だった
スマホは古いし電波も無いし、しっかり遠隔ロックできてるか覚束なかった
すごくサイアクな気分になった
結局オレは因島~向島の不要不急の往復、スマホ捜索、スマホを無くした時の対処の情報検索などで
2時間も費やすことになった
(リュックを網棚に忘れたり朝出遅れたことによるロスもある)
また、ここで
この先の私を悩ませる出来事がさらに加わる
なんと
脚がさらに痛くなっていた
昨日からランナー膝な右足だけでなく、左足まで痛み出してしまった
ペダルを漕ぐときの安全地帯は消滅してしまったのだ
(なおここから左足が強く痛み始め、右足は休ませてるわけでもないのに不思議と痛みが引いていく)
もはや日没までに今治に到達することは不可能な情勢になっていた
この時点で15時近く
まだ最初の島
脚ボロボロ、体力精神ともに既にかなり消耗している
※Xで「日付変わるまでに四国に着くのを目標にするd(˙꒳˙* )」とか言ってたが
まあ20時くらいには着くだろうよ(心の声「嘘だよ本当は18時半くらいには着くよ♡」)と考えていた
・・・・・・
投げ出して尾道に戻ることもよぎったが
とりあえず今治へ向けて出発することにはした
向島2 15:00ごろ
因島大橋2
アプローチ 15:10ごろ
因島大橋 15:20ごろ
割と虚無
アプローチ(下り) 15:30ごろ
あーーー
因島(9.2km)
絶望していたので写真はほとんど無い
そこそこ栄えてると思った。パチンコ屋あったし
向島の次に栄えてるのかな
やらかし4 フェリーでリタイアを選択しなかった
しまなみ海道サイクリングでは一般に今治(四国)側からのルートが初心者向けとされている
理由の一つに、フェリーでリタイアしやすいというのがある
尾道(本州)側からだと、因島を逃すとフェリー乗り場はほぼ無い(今治にたどり着くしかない)
一応最後の大島にあることはあるけど
因島も大島もメインルートから結構外れたところにあるんだよね
因島のフェリーターミナルへ行き、今回はリタイア
しまなみ海道を外れた島々経由で今治まで芸予汽船行く、これが賢明だなと現地でも考えたにも関わらず
なぜか
この時だけ脚の調子が結構よかった
(いけるかもしれない)
まるで、藤壺様に似ているかもしれないという理由で
女三宮と結婚することを決意した光源氏の心境になっていた
気が付くと、因島と生口島を結ぶ
生口橋のふもとに来ていた
分岐(橋へアプローチするか
フェリーターミナル方面へ向かうか)
・・・・・・
オレが選択んだのは
ここで
インド人を
“右” に
この疑似好天のような偽りの足の状態に幻惑された私は、生口橋への突入(=途中リタイア不可能)へと進み
その先で様々な困難に苦しめられるのだった
なんでこの時だけよかったのかほんと不思議
身体が「指令」でも出したのかな
・・・・・・
次回 第2話
しまなみ海道 地獄サイクリング
・・・・・・
進み始めた秒針に 歯車回る君との時間
壊れそうなネジ巻き式 もう少しだけ耐えていて
U:i/2010 -You and I-