めうにんげん
新型コロナウイルスの件で、中国に賠償金を請求しないほうがいい理由3つの理由
- どうせ賠償金は貰えない
- もし無理やり賠償金を請求すると・・・?
- ここは心証を良くしとくのが最善
①:賠償金は貰えません
中国はアメリカにちょっと匹敵するくらいの大国で、中国共産党の独裁国家なんだ。
そんな中国が世界中1国1国丁寧に「迷惑料」を気前よく支払ってくれる可能性はめちゃ低い
②無理やり賠償金を請求すると?
過激な民族主義を引き起こしかねない。日本が危ない😟
ドイツにはかつてヒトラー率いるナチス党という集団がいたんだ。
彼らはユダヤ人やスラブ人の大虐殺を行った。ナントカ〇〇教が政権を取っていたようなものだ。(詳しくは「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」という本を読んでみてくれ)
過激な民族主義を掲げるナチズムに抵抗感があったドイツ人たちも、結局は彼らに従ってしまう。
なぜだと思う?
第一次世界大戦の講和条約であるヴェルサイユ条約が、当時のドイツ人には屈辱的に思えたからだ。外国人の目にもそうだ。
それは領土の割譲と、天文学的数字と形容される賠償額にある。あとからドーズ案、ヤング案、ローザンヌ会議で実質的に賠償問題はほとんど解決したんだが、一度屈辱を植え付けられたドイツ人の心は収まらなかった。
このように、「賠償金」を請求することは非常に危険な側面を持っている。
そして、日本は尖閣諸島問題という火種を抱えているんだ。賠償金請求すると、日本は戦争で負けたのに中国に領土を渡していないという「弱み」を突かれる可能性がある。アメリカが気ままに賠償金請求するのとはわけが違うんだよ。
③賠償放棄しておくのが最善手
昔、阪急百貨店は不況の中ライスのみを注文し調味料をかけて食べる客を歓迎した。(らしい)
世界で一番最初に安倍首相が賠償請求しませんよって言えば間違いなく中国人の心証はよくなる。
日本が初動で中国からの入国禁止を渋ったのは何故だと思う?それは、インバウンド需要獲得のためだ。
だから、インバウンド需要のために中国人の心証を良くするのは、外交方針としては一貫していると僕は思う。だから問題ないんだ。
現立憲民主党党首の枝野幸男さんはかつて中国を「悪しき隣人」と表現をした。
悪くても「隣人」とはつきあっていかねばならない。嫌な話だが、それが強くてお金持ちの隣人ならなおさらだ。
④おわり
こんな理不尽なウィルス。怒りたくもなる。
僕も怒っている。多くの人、企業が経済的な打撃を受けるし、選抜甲子園を始め一度しかない学生生活は奪われていく。
将棋の棋戦も延長された。
でも、怒る対象はウィルスであって、国ではないんだ。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
オットー・フォン・ビスマルク
今日の授業は終わり!また来てね☆