当時のオレは「いじられキャラ」に自分からハマりに行っていた
”媚び”ていたんだ
今のオレなら体育のサッカーの時間に普通に”戦力”として扱われ
サッカー部からゴール前でパスを受け取ることも可能だ
そしてその場でシュートを打つのではなく
ゴールキーパーに向かって、ゴールに向かって
突撃しただろう
オレならできる
当時それができなかったのは実力じゃない
「心意気」が圧倒的に足りてなかったんだ
ルチャマスターのような「心意気」が
オレは漫画、エアマスターに出る資格が無かったのだ
エアマスター世界に居て
その辺のモブストリートファイターだったとしても
深道ランキングに出る資格が
深道バトルロワイアルに出る覚悟が
無かったのだ。
「媚びて」いたから────────────
「勇気のとびら ちょっと開けるだけだよ」というリリックがあるんですけれど
高校生のオレには
”勇気の扉”があり、それを開けない選択肢を選んでいる
ということにさえ気づいていなかった
来るか…死なすかもな…
ルチャマスター(エアマスター)
・・・・・・
今日の授業は終わり!
また来てね!