おじさん構文のLINEの何がいけないのかについて。「オジサンになりきろう講座」に突っ込みを入れてみました

I wanna correct "Ojisan LINE sentence!

meu_ningen

あまねく世界に 幸福を。

こんにちは めうにんげんです。

 

世の中には、自分は女性とLINEをしているがうまくいかない。インターネットで晒されるような、おじさん特有のLINEの文章(通称、おじさん構文)は自分のLINEだ。

そういった悩みを持つ方も多いでしょう。

 

本日は、おじさん構文のLINEはどのような特徴があるのか。

そして、どのような点がまずいか。

これらについて、

最近コミュニケーションを勉強し始めた私が解説します。

 

今回は「オジサンになりきろう講座」を題材につっこみを入れていく形で行います。

 

「オジサンになりきろう講座」とは

これのことです。

以下、すれみさんの元ツイを見ながら読んでください。

 

オジサンの特徴を知ろう!

①返信が無くてもメッセージを送る

これは論外だろう。LINEに返信がない、というのは実は「返信がない」という返信(意思)を返しているのだ。

おじさんに限らず、それを汲めないのはよくありませんね。

 

②やたらとごはんに誘う

まずは「女性を食事に誘う」という行為の構造から話をしたいです。

 

女性と食事をする。

これは“建前”はご飯を一緒に食べるだけだけど、

仲良くなりたい!(そしてあわよくばホテルに…)って“本音”がありますよね。

そして女性はそれをわかっています。見えてるよ!

 

だから食事は手軽に見えるが意外と“壁”が存在します。確かに食事は大体楽しいし距離は縮まるんですけど、それは男側のみの理屈ですよね。

 

ちゃんと女性のメリットは考えていますか?きちんと女性と関係性を築いてないのにご飯に誘われても警戒される可能性は高いです。

上の世代の女性は食事に抵抗なかったのかもしれない。おじさんがやたらとごはんに誘うのはその名残?

 

 

あと、

「ご要望とかはあるのかな😃?」

っていう誘い方は魅力的ではないです。

 

行く場所を相手に丸投げしている。決める手間や責任を全部押し付けてるから。

「好きなもの食べさせてあげるよ😉!」

ってことだと思われますが、自分で「イタリアンとフレンチだったらどっちがいい?」みたいに選択肢を提示してあげる方が良いです。

 

行くの前提かよ、って突っ込みも入れたくなりますがそこは手法としては悪くない気はします。

③褒めが絶妙にキモい

「反則だよ~笑」って褒め方は絶妙にキモいらしいので封印しましょう。

(この後 何回も出てくる)

 

④名前はちゃん付け

 

____
/ \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\    <「俺は、ありさ一筋だよ。」
/   ⌒(__人__)⌒ \
|      |r┬-|    |
\     `ー’´   /
ノ            \
/´               ヽ
|    l              \
ヽ    -一””””~~``’ー–、   -一”””’ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

____
/_ノ  ヽ、_\
ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ   <だっておwwwwwwwwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー’´      ヽ /    /
|    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バンバン
ヽ    -一””””~~``’ー–、   -一”””’ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

 

⑤長い

理由なく長いLINEは一方的な感じがする。送らないほうが賢明だろう。

 

⑥聞かれてないけど自分の事を言う

男女を問わず、仲良くなりたければ相手の話を聞こうね!

 

「相手の話を聞く」とは、「共感」のこと。「共感」なき相手と仲良くなることができるだろうかと考えてみてください。

 

その他

・ポジティブ

訳:距離感やキャラがおかしい。

ポジティブで明るいLINEはむしろプラスだろう。ただ、年齢考えるとおじさんにはもっとオトナの余裕を見せたほうがいい結果につながるだろうね。

年を重ねているのはネガティブな側面だけじゃない。ポジティブな側面もある。これは嬉しがらせるために言ってるんじゃなく、正直さと誠実さをもって言っています。

 

・ちょっとキザ

笑 これは許してあげましょうよ。

多分ジェネレーションギャップですね。

 

・優しい

おじさんの優しさと女性が望む優しさとは別々なのだろうね。

 

・漢字を使う

かといってひらがなばっかりつかったらめめしいしむずかしいですね。

 

・本気か冗談か分からん事を言う

これは「口説き」だろう。建前と本音をミックスさせて言い、男女の関係を目指していることを意識させるアプローチだ。

 

ただ、

女性からするとそのおじさんとの距離は全く縮まってないのに、

いきなり口説かれるから困惑するのだろうよ。

 

オジサンのタイプを選ぼう!(その2)

絵文字乱用おじさん

絵文字自体は若い男女でも使用しますね。何が違うんでしょうか。

 

顔文字乱用おじさん

ひえ~

 

自分のセンスを信じ、

「おじさんっぽくない顔文字」を使っていきましょう。

 

句読点おじさん

個人的に句読点おじさんは礼儀正しい感じで好きなのだが、若い女性と仲良くなりたかったら使わないほうがいいらしい。

TPOを頭に入れる必要があるでしょうね。

 

もしかしたら、

 

おじさん「LINEにも礼儀あり(メールの延長)」

若い女の子「口説こうとしてる場面で句読点~??」

 

なのかも?

 

若作りおじさん

というか、おじさんLINEって半分くらいは“若作り”ですよね。

 

全体的に“若作り”が多すぎる。“若作り”をするから、「違和感」で「不自然」なおじさんLINEが量産されるんじゃないですか。

おじさんそのものは全く排他される存在ではない。白髪とブレザーが似合う上品な素敵なマスター風に、大人らしくどっしりしたLINEを出せばいいんじゃないか?こちらの世代に合わせる(“すりよる”)表現はいりませんね!さっきも言ったが、年齢を重ねているのは別にデメリットじゃないね!!

meu_ningen

もう首輪はいらない!

おじさんLINEを実際につくってみよう!(その3)

①挨拶

・曇り関係ある????

・「何するの」っていうのは答えやすいんですが、ある程度仲良くなってないと「詮索」に感じるかもしれない。

・「体調に気を付けて」 これは本人は礼儀正しいつもりで送るんだろうけど、これ送られた女性は男性を舐めると思う。

恋愛は男性が女性の下に入ったら、男性向け恋愛漫画に出てくるようなかわいいおとこのこでもない限りゲームセットだと僕は思っている。

(追記)上下関係に拘るのは恋愛工学的なのでリフレーミングする。これは「下から媚びてる感じ」がして女性に恐怖心を与えるからNGだ。こうリフレーミングします。

②近況報告

いや知らんし…Twitterにでも書いてどうぞ。

・「今日はどんな一日だった」って、会話を広げるオープンクエスチョンだが広げるのを相手任せにしている。

質問する自分は汗をかかず答えるこっちだけ汗をかいて会話を広げさせようとする厚かましい一手だと思う。そして女性はそれに敏感だ。

・ラーメンの話をすればいいのか自分の話をすればいいのかわからない。話題は絞ろう。会話のドッジボールになってしまう。

・「味はまぁまぁだったカナ。」←は?

③応援

(上)

・「今日も頑張ってね❗😃」って。

何気ない日常をいちいち応援してくれるのは彼氏ならうれしいけど、興味のないおじさんではちょっと。

 

(下)

・えっ…(困惑)あなたは第二次世界大戦を経験した私のおじいちゃんか何かですか?

・これ、「ありがとうございます!がんばります!」くらいにしかならないと思う。

 

④誘い

・突然すぎるw

なんでお寿司に絵文字をつけるんだ!!(基本的にこういう「違和感」はあっても「不自然」ではない事柄には目をつぶるようにしましたが、これだけは突っ込みをいれさせてくれ。)

・駆け引きもへったくれもないですね。いきなり直球で誘われては女子は了承し辛い。「言い訳(建前)」を用意したほうが結果はよくなるでしょうよ。

・将棋の原子棒銀のような直球アプローチも、一途でまっすぐという側面はあるので関係性によってはありだと思います。

しかしこの場合、「土曜日ご飯行こうよ❗😃」はド直球の誘いなのに、このLINEはどうでもいいことを書き連ねたあとに誘ってて男らしさのかけらもないので、直球誘いのメリットをすべて打ち消している。

 

⑤褒め

(上)

・いや、知らんし。

・長い。

・いや…やっぱり知らん。

「どうしてくれるんだ❗^^;」って言われても…知らんし…

 

(下)

・何の反則?

・可愛いって思ったんなら普通に言えばいいのに。何がやばいのか

 

⑥慰め

(上)

・おじさんに味方してもらわなくてもいい。

 

(下)

…励ます気ないよね!?

その言葉が“かけてほしい言葉”だと思ってるんですか?それで喜ぶとでもお思いかぁ!??(まあ、こういうLINEをだしてるおじさまになんて励まされたくもないですわね)

 

感想

「おじさんLINE」は文体より、その「マインド」と相手との関係性・立場の把握が課題な気がしました。

余談

・カタカナ、妙にずれを感じる表現。

それは「違和感」は感じるが「不自然」ではないので。そういう「違和感」に突っ込みをいれるのは野暮だと思い、やめました。

 

昔の広告とか見ると「ですネ。」とか「Xマス」とか「~カナ」とか違和感ある表現が散見されます。でも世代が違うから言葉も違って当然だろうよと。そこは無理して矯正しなくていいと思う。僕は東京でも方言直さず使っている方見ると素敵だな~って思います。

 

・昔このツイートかは忘れたが、おじさんのLINEを小ばかにする記事がヤフーニュースに挙げられていた。

コメント欄ではせっかく気遣ってLINEを出してあげてるのにこんな反応をされるなんて。とかそうか、じゃあ部下にはもう連絡を取ることすらできないな。みたいなコメントが上位でいいねが大量に押されていた。

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