非常残酷人間
非常残酷人間
麻雀プロに対するぼくの頭の中を、おもむろに並べ立てた記事。
はじめに
天鳳をアホみたいに打ち続けている廃人の僕。絶好調時は早くも三段にしてレート1950を超え、もともと六段到達で終わる予定だったが
1ヶ月か2ヶ月で天鳳六段目指します。
「俺、やっちゃうよ?」企画です。
麻雀の厳しさか、私の能力か、平成最後の戦いです。— 非常残酷にんげん (@prprum) January 10, 2019
このままなら天鳳位まで行ってしまうのではないか…という懸念が出てきてしまった。
そこで。
非常残酷人間
アリかも…。」
しかし、
「麻雀プロ」ってなんですの。調べてみました!(情報商材アフィリエイトによくあるごみのサイト並感)
麻雀プロは食えない
まず、麻雀プロが全然食えず基本的に兼業なのだ。麻雀プロは将棋プロより遥かに人数が多く2000人もいるそうだし、かなり長期でやってやっと差が出てくる競技性故、それも残念ながら当然だろう。
むこうぶちの最初期主人公でその後リストラされ、後に復活し実質2代目主人公となった傀に名前を聞かれるほどになった水原裕太くんも、初期の頃は税理士事務所?で働いていた描写があった。今後どうなるかは知らないが現状はそれが当たり前なのだ。
ようは、麻雀プロ≠プロフェッショナル(職業)
ということですね。
まあ今はMリーグがありますモン、Mリーガーを目指せばいいだけよ。なのでこの点はあまり問題ではない。
麻雀プロと将棋プロ
将棋ファン僕、将棋界と比べてみると、麻雀プロは…
・(今述べたが)ほとんどのプロが年会費(笑)を払い麻雀で食べていけない矛盾
・「指す将順位戦」並にクラスの多い順位戦擬きリーグ
・70を超えて技術が特別優れているとも思えないミスター麻雀の(故)小島武夫プロでもタイトル戦の決勝に出られるゆるさ(スーパーシードがあるかららしいですが)
・「さすがプロだ。違うなあ…」と思うシーンが将棋と違い、Mリーグ見てても麻雀ではそう頻繁には見られない。私のような素人でもプロの打牌を9割は当てられる。(この点がのちに問題になってくる)
あらら(アカギ)
麻雀業界に文句が言いたいわけじゃないんですが辛辣に聞こえる方がいるかもしれない。いたら申し訳ありません。
この辺は、後日、「麻雀と将棋の違い」と言った視点でも語ります。
麻雀プロとポーカープロ
※私個人の感想です
ポーカーって麻雀以上の運要素が強いと思う。だけど、麻雀のプロには勝てそうでもポーカーのプロには勝てる気がしない。
ポーカーのプロには、ワイの動作とかから全部見透かされそう…まあポーカーのプロの実態とか全く知らないんですけど。
それくらい麻雀プロは謎の存在だ。ただ、強い人はありえないくらい強いんです。
当たり前だが。僕では絶対に出ない牌をあっさり止めたりする超人芸。これは後で語ります。
麻雀「プロ」について。
別の記事で述べるように、麻雀は配牌とツモが「全て」を決める運要素が相当強いゲームなんですよ。その点もあまり好きではないのだが問題はそこではない。それで、全てを完璧に打つ麻雀AIが4人で打ち続けたら、勝率25%に収束してしまう。理論上は。その点もあまり好きではないのだが問題がそこではない。
麻雀プロの一番の問題は、
その麻雀AI的最適の一打は、
(麻雀ソフトを使わずとも)
簡単に判断がついてしまうことなんですよ。
で、プロの一打に対してインターネットでアマチュアが簡単に意見できてしまう。これはいけない。
素人でもわかるミスをしてしまうプロも如何なものかとも思うが、将棋の棋士でも2歩はするのでそこは仕方ない。
それより、ツイッターで#麻雀警察でググってみてください。そこに広がる世界は、晒し者にされるプロの打牌。
AI的最適一打を踏み外してはいけない。
このようなプロがまるで尊敬されていない、舐められているこの「空気感」が僕は嫌でした。棋界ではありえない状況に、うまく言えないが嫌な感じがした。
黒沢のターツ比較ここから打7m。69mは9m2切れで47pは4p7p各1切れと7pが789pで1枚使ってる。黒沢が選んだ47pは打点、待ちの良さ、枚数全てにおいて69m負けてる。ここまで判断要素が揃ってて間違えられるのは逆にすごい #麻雀警察 pic.twitter.com/4N6kuexclH
— ひろー@麻雀警察 (@hirookaito) January 7, 2019
【通報】直近のMリーグ。オーラス茅森はtopと10100点差でこの手から4s切リーチ。単純に下手 #麻雀警察 pic.twitter.com/nHNAkh8WU6
— ひろー@麻雀警察 (@hirookaito) January 12, 2019
【職務質問】昨日の亜紀はここから打1s。順目も早く甘く見れば個人のスタイルと言ってもいいレベルだが満貫確定でポンテンチーテンが取れない形に取るのは少しロスが大きい。こういうところでどうしても周りの選手との差を感じてしまう #麻雀警察 pic.twitter.com/dSR7tYNhKU
— ひろー@麻雀警察 (@hirookaito) January 11, 2019
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どういう立ち位置で彼らはプロをなじっているのか。完全にAIをなぞれないとだめなのか。「プロ」を舐めるなと僭越ながら申し上げたい。麻雀プロは麻雀のことばかり考え、研究をしているプロフェッショナルなのだ。僕たち一般人とは伺いもしれないほど、相当麻雀の技術は高い。麻雀の運要素が強すぎて霞んでしまうけれど。
麻雀プロの打牌の9割はなぞれると言ったな。でも1割はなぞれない。そしてその1割はめちゃくちゃすごい。その一例を具体的に挙げようか。
麻雀協会の鈴木たろうプロとかめちゃくちゃ強いことで有名ですが、この記事を見てください。
鈴木たろうの底知れない恐ろしさ (第16期雀王決定戦より) 【日本プロ麻雀協会 武中進】 会社員と麻雀プロを10年以上兼ねてみたらこんな風になりました
こんな手順で上がりを目指す人がいるだろうか。いやいない。まず対子落としからして僕には読めない。
が…。
【職務質問】昨日のたろう東ラスの局面。ポンしてホンイツのイーシャンテンから2つ仕掛けた親の3翻にプッシュ。いつものゼウスらしくない選択に見えました #麻雀警察 pic.twitter.com/M3rIgcTPaE
— ひろー@麻雀警察 (@hirookaito) January 11, 2019
あの最強プロ、世界で一番麻雀が強い男だと僕が思う鈴木たろうさんですら一介のアマチュアに打牌を批判されてしまうのだ。
質が悪いのは、その指摘は結果論というより恐らく最善手だ。
はあ…。
麻雀プロって何だよ(哲学)
しかし、事実僕も麻雀プロをみくびっている側面はあるだろうよ。僕は将棋のプロには絶対勝てないし、ポーカーのプロにも1割くらいしか勝てなそう。でも麻雀プロには4割は勝てる。
僕は鈴木たろうさんと100半荘して、彼が30回トップを取るなら僕は20半荘は取れる。
#将棋警察なんてやりだしたら将棋クラスタにはフルボッコにされるだろう。でも#麻雀警察が通ってしまう世界。そこで僕が選んだのは
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