【1日目】東海道原付旅!神戸市から亀山市まで

非常残酷人間

「皆様、ご無沙汰しております。大学4年にして休学中のADHD大学生非常残酷人間と申します。」
大学生が50ccの原付で関西(神戸)から関東(横浜)までの500km行ってみためう

こちらの記事の文字数が長くなってしまうので、細かい旅の様子や思い出については日数ごと別記事で記すことにします。

 

運転に集中している都合上、写真を全然とっていないので、僕の旅は絵ではなく記憶を頼りにそれを文字起こしした「文章」で主張しようと思います。

 

ルートについて

兵庫県

国道2号線。

大阪府・奈良県・京都府・三重県

国道163号線・25号線(大阪〜奈良〜京都〜三重)

京都・琵琶湖方面経由して国道1号線をばーーっといくのがオーソドックスなルート(上のGoogleマップの画像の141kmの方の没ルート)なんですが、僕は国道163号線を通って行くルート(上のGoogleマップの画像の131km・27時間の方)を選択した。

 

163号線は奈良(生駒)・京都南部(精華町・木津川市・南山城村など)を経由して三重県伊賀市・津市へと抜けるルートだ。

wikipediaにも書いてあった通り、名古屋方面へはこちらのほうが近道なのだ。ショートカットは正義。このルートはグーグルマップでルートを調べていたら発見した。途中で峠はあるそうだし、トラック多いとの記述も気になりましたが、まあ近いからいいかなぁ?と安易に考えていたが、この考えをのちに僕は心から後悔することになる。

とにかく、三重県伊賀市で163号線から25号線へ、そして1号線に合流するルートを僕は設定した。

前日

恐らく大学を中退するので最後の神戸、関西ということで、

姫路城や明石(魚の棚と明石海峡大橋)とかを観光していた。

姫路城は入城料が1000円もすることもあり、せっかくなので天守閣2往復などをして楽しんでいた。

 

このころは疲れからかフェリーで帰る予定でしたが、翌日何か唐突に「500kmという困難を分割すれば余裕」だと思ってしまい、また運転をしたい気分でもあり、急遽自走で帰宅することに決定しました。

出発前

2000カロリーほど摂取してはしゃぐ。

14時ごろまで大学の図書館でぐだぐだする。(もっと早く出るべきだった)

兵庫県神戸市

どういう風に記せば良いんですかね。通過した自治体ごとにとりあえず記していきますが、主要道ごと記すスタンスの方が見やすかったかもしれない。

 

そうして僕は14時半ごろ神戸を出発した。さようなら神戸。

国道2号線で大阪方面へ向かう。43号線は流れが速いので却下。

 

 

芦屋市・西宮市

西宮市あたりまでは原付で来ることもよくあったのですが。

余談だが神戸市から西宮市まで神戸ナンバーの原付と暫く並走していて、妙な連帯感を覚えたことを覚えています。それ以降の旅は原付を見かけること自体皆無に近く、ずっと孤独だったので…。

尼崎市

尼崎から先へ原付で行ったことはなく、ここからは未知の領域。飛行機が離陸するように僕は「領域」を突破し、不安を覚えた。

尼崎市ではいつか出た将棋大会の会議所とか、受験の時に泊まったホテルとかを発見し、泣きそうな気持ちになった(´;ω;`)

大阪府大阪市

大都会。

翌日通る名古屋市と比べて、道路が広いのは同じなんですけど煽りや交通力が少なく原付でも走りやすい。まぁ名古屋は土曜日だったのでその点を差し引く必要も大いにあるでしょう。

国道2号線から国道1号線、そして163号線へ。

守口市・門真市・寝屋川市・四条畷市

四条畷市では「清滝生駒道路」という高規格バイパス的道路を通ってすごく恐怖と物理的な寒さを感じたのですが、のちの静岡県のバイパスに比べたら遥かに走りやすかったと思います。

この辺りで日も落ちてくる。

奈良県生駒市

地味に奈良県に足を踏み入れたのははじめてだったかもしれないです。

「清滝生駒道路」を抜けると確か1車線になった(と、思う…)。

でも、まだまだ走りやすい。

NAIST(奈良先端科学技術大)があって立ち寄ろうかと思ったのですがやめておきました。あたりは暗くなっている。

京都府相楽郡(精華町)・木津川市の木津駅付近まで

まだまだ走りやすい。街も明るく人もいる。

この分だと楽勝じゃん!ドライブたーのしー!

などと思っていた!

 

・・・が!

 

国道163号線(京都府木津川市木津駅付近から相楽郡(和束町・笠木町・南山城村)、三重県伊賀市まで)

 

一度木津川市の交通の要衝?木津駅付近で24号線に出て、そのあとで再び突入する163号線はそれまでとはまるで景色が違う。

とにかくいけどもいけども山・森。街頭なし。闇夜の森の中、たまに高速で抜かしていくトラックや乗用車の恐怖におびえながら、対向車の存在になんとか心を保ち、なんとか三重県伊賀市にたどり着く。

ひよっこ原付乗りの僕にとってあまりにも恐ろしい空間がただひたすら続いた。やっとで伊賀市のコンビニエンスストアが見えた。

僕はこのコンビニに1時間ほど滞在し、ひたすらその恐怖とフェリーではなく自走を選択したことへの後悔をおんJに書き込み続けていた。

 

14時ごろまで大学でぐだぐだしていたツケを今払うことになる。だが、伊賀市周辺にネットカフェはなく、主要な都市である四日市まで抜けるしかない!!

 

伊賀市中心部(?)

国道163号線を抜け、138号線を経由して25号線へ。

つかの間の街の灯りに寂しさに押しつぶされそうだった心が癒される。

途中、対向車線に163号線の大阪方面への道のりへと向かうロードバイクを発見して、勇気づけられる。僕は今までの道のりを思い出した。この真っ暗闇のチャンピオンロードを原付で抜けるのは酷く大変だった。でも同じことをやろうとしている仲間がいる。それも原付ではなく自転車で!すごい!

仲間(自転車)の発見と、伊賀市の街の輝きでなんとか不安は少しは解消されるが…

 

非名阪(伊賀市~亀山市)

 

国道25号線をしばらく走っていると、国道25号線の名阪国道(無料の高速道路)非名阪(下道、大和街道とも)の分岐が出てくる。

 

高規格の名阪国道と比べて、非名阪は酷道として有名(らしい)。確かに乗用車に台が行違いには困難な区間が続くし、途中ダートみたいになっているところもあった。

 

さて、原付の僕が名阪国道に乗れるはずもなく、非名阪ルートを選択するのだが。

この区間は少し進むとすぐに街灯などあるわけない闇夜の山(森?)の中に入り、道路看板も少なく本当に道が合っているかわからない、土地勘もない熊も出そう(鹿はいた)な道を延々ととにかく進み続けなくてはいけない。僕はとにかく恐怖に泣きそうになってしまった。

 

今振り返ると、ここが今回の旅で最も怖かった区間だった。というのも、先述の国道163号線はまだ時々追い越されたり、対向車がいるので僕の心は救われていた。闇の深い村や町の中でも、僕は一人ではないのだ。だがここでは違った。抜けるまで対向車とは一台もすれ違わなかった。自分はもう出られないこの世とは違う結界に迷い込んでしまったのではないかと。この道が間違いだったらどうしよう。今からこの恐ろしい道を引き返すの?あっ🤭わいはここで死ぬのかもしれない。死にたくないよ。あっおれはまだ死にたくないんだな。生きてえなあ などとそんなことを考えていた。

しかしここは今思うと、深夜だからあまりの心細さに泣きたくなったのであって、昼間に来れば風光明媚で気持ちの良い区間だったかもしれない。。森に小川に鹿にローカル線の関西本線に。ただ、いずれも運転中は真っ暗で気がつかなかった。そんなことは考えられなかった。

 

とにかくそんな道を僕は進んだ。なお余談だが名阪国道の入り口からは、その前からずっと進路が一緒だった軽自動車を追跡する形になった。これは救われたが、同時に恐怖でもあった。だって、非名阪にはいたるところ道中に「この先通行止(二輪車、歩行者は除く)」の標示があったからだ。この先通行止めなのにこの車はなんで行ってるの?まさか通行止区間でおれを待ち伏せして…。などと恐怖に妄想は広がった。

 

まあ結局分岐でその軽自動車とは別れることになった。今思うと原付に非名阪で追跡されたあちらの方が恐怖だっただろう。申し訳ありませんでした。

とにかく分岐を国道1号線方面との看板を信じて僕は突き進んだ。しかし本当に心細くて。先ほどの恐怖の163号線と合わせて、王道の国道1号線ルートを選ばなかったことをまたしても後悔した。

 

しかしここで終えるわけにはいかない。がむしゃらに進んだ。非名阪の通行止区間はかなり進んだところでようやく存在した。土砂崩れらしく、二輪車や歩行者がやっと通れるスペースしか空いてなかった。ここが封鎖されてたら僕はどうすればいいんだろう。考えると恐ろしい。というか当時考え恐怖に沈んでいました。とにかく進んだ先にやっとで信号機が見えた。国道1号線との交差点(「東海道関宿西」)だ。僕は安心に心から感謝した。カイジの鉄骨渡り編に曰く、セーフティーの愉悦とはこういうものを言うのだと思いました。

国道1号線(亀山市)

車はそこそこ通っていた。僕は悲鳴阪とは違う安心感と、抜けきれない恐怖心のどちらも味わいながら運転していた。

途中、分岐で迷いコンビニに。どうやら近くに快活クラブがあるらしい。目標は四日市市だったが。

宿

非常残酷人間

「はあ〜〜〜行きてて良かった!!」「快活クラブあったかい、最高〜!!」

僕は亀山市の快活クラブで極楽を味わった。本当は四日市市まで行く予定だったのだが。163号線や非名阪で味わったあまりの恐怖、運転疲れ、寒さ、 などから四日市まで行く気力はまるでなく手近な亀山で妥協をしたのである。

 

ドライブ、ツーリングは太陽の明るい時間帯にするべきだ、という教訓を僕は覚えた1日だった。

でも恐怖から解放されセーフティーの愉悦によった快活クラブの宿でのくつろぎの時間は至福だった。

 

翌日に続く。

【2日目】東海道原付旅!亀山市から静岡市まで

コメントを残す