大東京ビンボー生活マニュアルの「百円玉」という回

 

バター借りるよ

 

理解わかったパタ!

 

 

「百円玉」 ダイジェスト

 

コースケ(主人公)は自動販売機で当たったジュースをおじさんの100円玉と交換する

そのおじさんは百円屋(100円の商品しか置いてない店)の店主だった

コースケは百円屋でライターを買ったところ

特賞の熱海旅行2名2泊3日を引き当ててしまうのだった・・・

 

 

・・・・・・

 

この話は

いくらバブル時代とはいえ

 

 

利益の小さい百円屋で熱海旅行をプレゼントするありえない経営者や

コースケが誘うのは隣の学生ではなく彼女であることは容易に想像でき、その想像は耳に入った虫のように読者の気分をいやらしく阻害することから

 

 

大東京ビンボー生活マニュアルの中でも特に「うーーーん🤨」って感じの話のひとつです

 

1泊でいい熱海旅行をわざわざ2泊にするのも見逃せないパタ

 

 

 

また、後書きで作者が100円ショップというビジネスに元祖を主張していた点も拍車をかける。

 

 

ダイソーは自社製品を作って売っているパタ

規模の経済・範囲の経済(※)の恩恵をうけることにより

薄利多売でギリギリ黒字を出しているパタ(-_-;)

 

※いっぱい、幅広く商品を作ることで

固定費を薄めて、経営資源を共有し

コストを下げる。

 

このまんがに出てくる百円屋は個人商店だから経営は難しいだろう

昭和は消費税が無かったけどそれでも

 

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しかし──────────────────

 

バブルの頃は人も会社もお金に浮かされていたパタ

後から見れば愚かと言える投資や会社経営がいくつも見られた時代だったパタ

 

 

この百円屋の店主も、北海道の原野に1000万円で買った分譲地を持っていて

いざとなればそれを売ればいいと考え

放漫経営を行っていたのかもしれない・・・

 

 

この話は時代を映し出した鏡だったというわけパタね

 

コースケのギブアンドテイク(自分はテイクアンドテイク 隣の学生はギブアンドギブ)

隣の学生、彼女や街の人たちが何も意に介さないのも

そういう良くも悪くもおおらかな時代の空気感を反映しているのだと思っている。

 

・・・・・・

 

まあ、令和の視点だとコースケがやり玉にあげられるのは当然ですが

 

 

そっと胸に手を当て 心の声を聴いて

悪い人は 誰でもない

バブルの波長のせいだわ

 

めうにんげん

 

 

・・・・・・

 

今日の授業は終わり!

また来てね!

 

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